札沼線・留萌本線 廃線前に!

まずは、札沼線!「さっしょうせん」と読みます。が、近頃は、愛称がつけられており「学園都市線」と呼ばれるようになってきてます。2020年の一部廃線が終わったら呼び名もこっちになるのではないでしょうか。札沼線からの~~、留萌本線を乗り鉄した旅の記録でございます。

札沼線の「札」は札幌です。よって、札幌駅を始発駅として私は旅立ちます。6:30にはキオスクやお土産屋さんが全部閉まっていて、札幌も地方なんだな~と思っちゃいました。ちなみに、「沼」は、留萌本線と接する雨竜郡沼田町の石狩沼田駅までの路線だったためです。新十津川駅 - 石狩沼田駅間が1972年(昭和47年)6月19日に赤字83線として廃止され、現在の新十津川駅までの営業区間となっているそうです。ずいぶん古い時代に部分廃線になっていました~。

札幌駅から新十津川駅までの直通列車はありません。よって、札幌駅から石狩当別駅に約1時間の列車旅で始まります。この時点ではお客もまばら。次の電車に乗っても新十津川行きの列車に乗れるからでしょうね。

札幌駅ー桑園駅ー八軒駅ー新川駅ー新琴似駅ー太平駅ー百合が原駅ー篠路駅ー拓北駅ーあいの里教育大駅ーあいの里公園駅ー石狩太美駅ー石狩当別駅

石狩当別駅に着いたら、隣のホームにすでに1両編成の電車が。これが1日往復しかしない、日本で1番早い終電新十津川行きの列車でした。キハ40系。まだまだ地方線で活躍している列車です。予想どおり次の列車から続々お客さんが乗ってきます。

石狩当別駅を発車する時間には座れないお客さんも。「乗り鉄」に若い女性も案外いてびっくり。座れたとしても「撮り鉄」でウロウロする人もいます。が、私が初めて遭遇したのは「音鉄」。自分で作成したそうなマイクで意味不明な場所にあてたりと、見てる方がおもろかった~。

石狩当別駅 ー北海道医療大学駅←(ここまで存続)-(ここから廃線決定)→石狩金沢駅ー本中小屋駅ー中小屋駅ー月ヶ岡駅ー知来乙駅ー石狩月形駅ー豊ヶ岡駅ー札比内駅ー晩生内駅ー札的駅ー浦臼駅ー鶴沼駅ー於札内駅ー南下徳富駅ー下徳富駅ー新十津川駅

途中、石狩月形駅でしばらく停車。なぜかというと、浦臼駅発着の電車を待っているとの乗り鉄同士の話に聞き耳を立てて調べてみた。どうやら、この先は単線であり、複線駅もないため車両が1つしか入れない路線になっているみたいです。

そうこうするうちに石狩月別駅を出発した列車はとうとう終着駅新十津川駅に到着。9時40分に到着した列車は、折り返し10時出発の最終列車になります。10時で最終列車なんて、これぞ日本一!乗り遅れたら帰れませんよ~。

私は、そこから折り返すことなく、留萌本線制覇に向かうことにします。新十津川駅から5分ほど歩いて新十津川町役場前バス停へ!バスで15分乗った先は函館本線「滝川駅」。野球で有名な滝川二高などのある所だと思われます。

旭川行きの特急に乗って10分で留萌本線始発駅の「深川駅」に着きました。

留萌本線は、路線距離は50.1 kmで"本線"を名乗るJR線の中では、最も短い路線です。もともとは、 1921年(大正10年)11月5日に留萠駅 - 増毛駅間が開業して、深川駅~増毛駅が留萌本線でありました。しかし、2016年(平成28年)12月5日、赤字路線解消のため留萌駅 - 増毛駅間が廃止されました。95年もの長きにわたった歴史ある線路も終わりを告げていたのでした。

深川駅ー北一已駅ー秩父別駅ー北秩父別駅ー石狩沼田駅ー真布駅ー恵比島駅ー峠下駅ー幌糠駅ー藤山駅ー大和田駅ー留萌駅ー(この先廃線)瀬越駅-(臨)浜中海水浴場駅ー礼受駅ー阿分駅ー信砂駅ー舎熊駅ー朱文別駅ー箸別駅ー増毛駅

深川駅に予想通り1両、でなく2両編成の電車が待ってました。途中で山を越えるので雪がすごく積もっているとこを通過し、少し焦りましたが、留萌駅に着いたら全く雪がありませんでした。

で、すごく気になるのが…。まずは、北秩父別駅。普通列車ですら止まらないんです。なんでやねん!ですよね。1日に2本しか止まらないようだと時刻表を見てびっくり。秘境駅に認定されていることでしょう。で、秘境駅で検索したら峠下駅もなかなかの秘境駅になっているんですね。知らなかった~。何はともあれ、留萌本線は無事に制覇しました。

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もう50代になり、大人の休日俱楽部に入ることにしました。そこで「旅」を「乗り鉄」してみようと決めた次第です。

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